仕事で汐留に来ると、
少し歩いたところに、周囲とは少し空気の違う街並みが現れます。
いわゆる「汐留イタリア街」です。
この一帯は、もともと国鉄の貨物操車場跡地で、
汐留再開発(汐留シオサイト)の一環として整備されました。
イタリア街があるシオサイト5区は、
高層ビルが並ぶ汐留の中で、
街に表情や余白を持たせることを意識して設計されたエリアのようです。
ミラノやローマの街並みを意識し、
建物の高さや色味、
石畳風の舗装や街灯のデザインまで、
一定のルールに基づいて統一されています。
面白いのは、
この街が観光地として人を集めることを主目的にした場所というより、
再開発エリアの日常空間として設計されているように見える点です。
実際、
大きな観光案内板があるわけでもなく、
派手な商業施設が集まっているわけでもありません。
周辺で働く人や、近隣に住む人が、
日常の延長でふらっと立ち寄る、
そんな距離感の場所に感じられます。
平日の朝も、人はほどほど。
騒がしすぎず、静かすぎない。
個人的には、この落ち着いた雰囲気が結構好きです。
すぐ近くのカレッタ汐留は、
時間帯によっては人通りが少なく、
少しゴーストタウンのように感じることもあります。
このイタリア街は、
そうした雰囲気に飲み込まれず、
派手ではなくても、
人の気配が残る街として続いていってくれればいいなと、
そんなことを思いながら歩いていました
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