2026年1月3日、
アメリカはベネズエラの現職大統領ニコラス・マドゥロ氏を拘束し、
米国に移送しました。
現職国家元首の拘束は極めて異例で、国際政治上も大きな出来事です。
では、市場はどう反応したのか。
結論から言うと、
原油価格は大きく動かず、関連株が反応しました。
拘束直後の原油価格は、
ブレント原油で約60ドル台、
WTI原油で約57ドル台と、
地政学ニュースとしては比較的落ち着いた動きでした。
理由は明確です。
ベネズエラの原油生産量は
約90万〜110万バレル/日で、
世界全体(約1億バレル/日)の1%未満にすぎません。
単独で世界の需給を左右する規模ではありません。
一方で、
Chevron、ExxonMobilなどの米エネルギー株は上昇しました。
これは、
「今後、米国資本がベネズエラの資源に関与する可能性」
という期待が先行した動きと見られます。
今回の動きは、
実際の需給変化よりも、
地政学リスクと市場心理が先に反応した典型例と言えそうです。
参考・引用元
Reuters(ベネズエラ原油生産量・米国の動き) https://www.reuters.com/business/energy/chevron-us-refiners-shares-surge-after-trumps-move-toward-venezuela-oil-2026-01-05/
Financial Times(原油価格の反応) https://www.ft.com/content/4a21608d-363c-467c-9698-b6c083715493
IEA(世界の原油需給) https://www.iea.org/reports/oil-market-report
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